「マズローの欲求5段階説」を使って「女性蔑視問題」について考えてみた

介護生活と世界と社会

こんにちは!うるり(@nami_uru)です。今回はあえてお行儀よくするのをやめて、少し論理的にグダグダトークを始めたいと思います。

2021年2月現在、世の中を賑わせているこんなニュースがあります。

森会長の問題が「日本の問題」である理由:朝日新聞GLOBE+
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会の会長である森喜朗氏が今月の上旬にJOC(日本オリンピック委員会)の臨時評議会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」「女性は競争意識が強い。だれか一人が手を挙げて言...

ことの発端や背景や、ご本人の人柄や実績など、細かいことは知らんし、ここでは書きませんが、それよりもうちの価値観とかけ離れた遠くの異国の話に聞こえて仕方がないので、超個人的な私の価値観について書いてみたいと思います。

本音トークなので、「今時の若い女性Uはどんな考えなのか?」というところを覗いていただけると幸いです。

女性蔑視と言われる理由は、深掘りすると、時代とともに「マズローの欲求5段階説」にある「5段階の欲求」の階層が変わってきてることに要因があると思うんですよね。

現在日本人で80代、70代くらいの人たちは、第二次世界大戦の戦前、戦中、戦後に生きてる人たちです。

https://motivation-up.com/motivation/maslow.html

第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)のこと。

人間はどんな時でもまず何よりこの欲求を満たしたいと考えます。この欲求がある程度満たされて初めて、次の階層「安全欲求」を求めるようになります。

第二階層の「安全欲求」は、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求のこと。
最低限の暮らしを確保したいという欲求だと考えるとわかりやすいかもしれません。

そして、この第二階層の「安全欲求」が満たされると、次の階層である「社会的欲求(帰属欲求)」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めるようにます。

この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなると言われます。

ちなみに、ここまでの欲求は、外的に満たされたいという思いから出てくる欲求(低次の欲求)であり、これ以降は内的な心を満たしたいという欲求(高次の欲求)に変わります。

第三階層の「社会的欲求」の次に芽生える欲求は、「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)です。

自分にとって必要なものが最低限満たされてくれば、当然芽生える欲求でしょう。現代日本人の多くはこの階層の前後に位置すると考えられます。

そしてその「尊厳欲求」が満たされると、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)が生まれます。

マズローの欲求5段階説【3分で解説】
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、程階層の欲求が充たされるとより高次の階層の欲求を欲するというもの。

~ モチラボより抜粋

現在80代、70代の人たちは男女問わず、第一階層の「生理的欲求」、第二階層の「安全欲求」、第三階層の「社会的欲求」くらいにいる方が多いのではないでしょうか?

現在の日本にいる20代から40代の人たちは、男女問わず、生理的欲求からはほぼ無縁です。安全欲求も基本的には満たされています。第四欲求の「尊厳欲求(承認欲欲求)」第五欲求の「自己実現欲求」にいる人の割合の方が多いのではないでしょうか?

かくいう私も、尊厳欲求と自己実現欲求はは強い方だと思うので、「その辺にいる女の子」、「賑やかしの女の子」、「庇護が必要な女の子」、みたいに人に扱われると内心めちゃくちゃキレてます。

あまりにもひどかったら、SNSでブロックしたりし始めます。後々めんどくさいですし、こういう態度の人たちは私がやりたいことを達成するための助けには一切なりません。

マズローの欲求5段階説を念頭に入れれば、強い生理的欲求、安全欲求、社会的欲求を持って生きている人たちと、強い尊厳欲求と自己実現欲求を持っている人たちがぶつかるのは、理論的にわかります。

実際、私が「庇護が必要な女の子」みたいに扱われたら、本心、「守って欲しいんとちゃうわ。なめんなボケ」と思いますし、人の話を聞かない人に出会ったら、「ちゃうやろ、ちゃんと発言聞いたか?」「人の仕事に対する尊厳はあるのか?」ということをかなり気にしてます。

こういうシチュエーションに遭遇したら、不毛な争いは好まないので、自分から静かに消えます。

こんな私ですが、70代の気の合うお友達もいますし、父は60代ですが、尊厳欲求と自己実現欲求が強い人だと感じています。

年齢だけが要因ではないとは思いますが、傾向としては、生きている時代背景とマズローの欲求5段階の階層について考慮すると、世の中にある「女性蔑視」問題について深く考えられると思います。

正直、政府が言う「女性活躍」とかいう単語も気持ち悪いな。私(多分「尊厳欲求」/「自己実現欲求」の階層)だったら、「私の可能性は未知数です」「しかも、自分が納得する自分になりたいのであって、社会から認められたいとかじゃないし」とか思いますね。

今はネットがあるからいいですね。テレワークも実用的に使われるようになってきたし。

働くにしても、採用もネットからで、実際の仕事もネットで行って、評価もネットで完結すれば、中身で評価される仕事の仕組みができてくるんじゃないかなと思います。

それはオフィスワークで仕事が成り立つ人の話で、もちろん、農業とか建築とか実際のものを扱う人たちにとってはちょっと話は違いますが、だんだんその分野にもテクノロジーはやってくると思いますので、変わってくるかと思います。

人は全知全能じゃないので、そんなに他人のことを分かりませんから、目的達成のために不必要な情報は見えなくていいとは思います。ネットがそういう意味で非常に役立つと思います。

意識社会で風のように生きたいなと思っている私からみたら、強い物質至上主義で物事が進んでいる現代の日本の世の中は窮屈だなあ😓

個人的には、自分の人生の中には、感動、体験、成長とかのプロセスを大事にして時間を充実させたい。

自分としては、オンラインコミュニティの参加や、ネット完結の仕事を充実させて、やりたいこと、追求したいことをどしどしやっていきたいと思っています。選択肢はいくらでもあります。

おまけ: YouTuberの「カミサマ」 を紹介したい

カミサマ play merrily
2019年8月20日 チャンネル登録者数10万人突破! 2020年5月 Nateeに所属 どうも、こんにちは、カミサマです。 障がい者ですが楽しく生きています! 障がい者に対する偏見や差別が少なくなったり、 他の障がい者の励みになればいいなと思っております。

身体障害を持っているというYouTuberの「カミサマ」!最高です!

動画の中でLancersというクラウドソーシングのサイトで仕事をとってきていると言ってました。

ランサーズ [Lancers] - 仕事をフリーランスに発注できるクラウドソーシング
クラウドソーシング「ランサーズ」は、実績とスキルのあるフリーランスに仕事を発注できる仕事依頼サイトです。ロゴ作成、会社のネーミング、システム開発、ホームページ制作、タスク・作業など、全148種類の仕事ができます。 専門業者と比較するとクラウドソーシングは個人とのやりとりのため、ローコストかつハイスピードで仕事ができます...

クラウドソーシングのサイトを使って仕事を取ってきているという点については、私と似ています。

また、身体障害を持っている特性を生かしたコンテンツの発信をYouTubeしてらっしゃいます。収益化しているところを見ると、フロー型とストック型ビジネスを使ってうまく将来設計されてるなと思って、尊敬します。

ネットの世界にはアンチがいたり、お行儀が最悪の人たちもいますが、クラウドソーシングのサイトなどではクライアント自体も⭐︎で評価される仕組みになっているので、とてもフェアだと思います。

匿名で破壊活動している人たちがいることで、「ネット」という媒体の可能性を下げているので、もったいないですね。

今日はグダグダトークでした。うるりのグダグダトーク部屋にお越しいただき、ありがとうございました😀

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